公務員の生活

【誤情報に注意】元公務員が持ち家をおすすめする4つの理由とは?

こんにちは、元公務員のとらねこです。

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。

今回は、公務員は賃貸か持ち家どちらがいいのか解説していきます。

私のおすすめは持ち家です

結論からいうと、私のおすすめは持ち家です。

理由は次の4つです。

  1. 団体信用生命保険を利用できるから
  2. 住宅ローンの借入れで有利だから
  3. 提携割引を利用できることもあるから
  4. 賃貸だと話し声が隣人に聞こえるから

理由①:団体信用生命保険を利用できるから

賃貸か持ち家かの議論をする際に、必ず出てくるのがコレです。

団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が死亡・高度障害になったときに、残りのローンを肩代わりしてくれる住宅ローン専用の生命保険です。

団体信用生命保険とは、住宅ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに、残りのローンを肩代わりしてくれる住宅ローン専用の生命保険です。略して「団信」と言われたりしています。

団体信用生命保険とは?? 絶対に知っておきたい4つの注意点!!|保険相談ナビ

賃貸暮らしであれば、自分に万が一のことがあった場合、家族が家賃を負担していかねばなりません。

仮に家賃が月額5万円だったとして、生活費も含めれば、結構な額を家族に負担してもらわねばなりません。

しかし、団信を利用していれば、最悪住む場所は残ります。

家賃の負担がなくなるだけでも家族の負担は少なくなりますよね。

団信に関する詳しい解説は他のサイトに任せますが、将来に備えるという点では圧倒的に持ち家が優れていると私は考えます。

理由②:住宅ローンの借入れで有利だから

公務員は低金利で住宅ローンを組むことができます。

なぜなら、安定度が高い職業だからです。

勤め先が潰れることはありませんし、クビになることも基本的にはありません。

ですから、低金利で住宅ローンを組むことができるんです。

参考:公務員は住宅ローンの金利が優遇されるって本当? 審査のポイントは? | ARUHIマガジン

理由③:提携割引を利用できるから

勤め先、ハウスメーカーによっては、提携割引を利用できます。

私はかつて、住宅展示場に遊びにいったことがあるのですが、勤め先を答えたところ、「提携割引がありますよー」と教えてもらったことがあります。

あなたの職場でも映画の優待券などがもらえる制度がありますよね。

その一環として、ハウスメーカーとの提携割引があるんです。

厳密な割引率は分かりませんが、数%の割引は可能とのこと。

仮に3000万の家を建てるとして、3%割引なら90万のメリットがあります。

使わない手はないのかなぁと思います。

理由④:賃貸だと話し声が隣人に聞こえるから

隣人に話し声が聞こえるのはイヤですよね。

特に公務員の人は、自分の属性を他人に知られたくないと思います。

公務員は住民から厳しい目でみられがちですから。

プライベートで仕事の話をすることは少ないと思いますが、自分の属性を答える場面であったり、上司からの電話連絡が隣人に聞こえる場面は当然あり得ます。

そのような時に、隣人に話を聞かれてしまうと、普段の生活がしにくくなってしまいますね。

一方、持ち家であれば、隣人の話し声を聞かれる心配は限りなくゼロに近いです。

公人という立場だからこそ、自宅はプライベートが確保されるべきだと私は考えます。



賃貸をおすすめする意見に対して思うこと

しかし、ネット上の記事を見ると「公務員は賃貸暮らしをすべき」という意見が散見されます。

もちろん、賃貸が絶対に間違いというわけではありません。

けれど、情報が誤っていることがあるんです。

当ブログの読者の方には、そのことを知ってもらいたいです。

家賃補助を利用すれば1200万のメリットがあるという意見

他サイトを見ると、「家賃補助を利用すれば1200万円のメリットがある。だから家賃補助を利用すべき。」という意見が散見されます。

これは、国家公務員の家賃補助が月額最大28000円であること、大卒新人が定年までの38年間、家賃補助を利用すると約1200万もらえることが根拠となっています。

確かに、持ち家の場合は家賃補助がもらえません。持ち家手当に関しても全国的に廃止の方向で進んでいます。

そう考えると一生賃貸は悪くないです。

けれど、私が言いたいのは「1200万がそのまま手元に入りますか?」という話です。

家賃補助のうちのいくらかは住民税・所得税が差し引かれます。

また、家賃補助の支給額によって共済掛金も変わります。

若手公務員の場合、約37%が税金と掛金で引かれるわけです。

もちろん人によって収入・所得が違うので、多少の変動はしますけどね。

すると、手元に残るのは単純計算で750万。

38年でたった750万ですよ。

1年で20万にもなりません。1ヶ月換算だと2万円にもなりません。

当然、退職後に家賃補助はありません。

それなのに、「一生賃貸でいいんですか?」という話です。

参考:【注意】公務員の家賃補助はメリットが少ないという話

本当にお金が全てなのでしょうか?

賃貸物件をおすすめする理由の大半はお金です。

「賃貸暮らしの方がお得ですよ」というもの。

果たして本当にお金が全てなのでしょうか。

私には家族がいますが、家族が安心して楽しく住める暮らしは大切だと考えます。

先ほど紹介した団信や隣人の声もそうですが、基本的に賃貸は暮らしにくいです。

万が一のリスクをヘッジできないですし、騒音や喫煙のトラブルもあります。

そのような中で家族を住まわせるのはいかがなものなのかと。

もちろん一人暮らしの方もいるでしょうし、お金が何より大事だという人もいるでしょう。

けれど、ブログ記事を公開する以上は、様々なケースを想定して意見を書くべきだと思うのです。

また、読者の方もお金だけを持って判断すべきではないと考えます。



まとめ

今回の内容をまとめます。

元公務員の私が持ち家をおすすめする理由

  1. 団体信用生命保険を利用できるから
  2. 住宅ローンの借入れで有利だから
  3. 提携割引を利用できることもあるから
  4. 賃貸だと話し声が隣人に聞こえるから

賃貸をおすすめするブロガーに言いたいこと

  1. 家賃補助のメリットはそれほど多くない
  2. お金だけが全てではない

最後までご覧いただきありがとうございました。

公務員の家賃補助に関する情報は、以下でも解説しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

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