こんにちは、元公務員のちゃりーです。いつも本サイトをご覧いただきありがとうございます。感謝しております。
今回のテーマは「公務員の魅力」です。公務員は周りから羨ましがられる職業です。ではどうして公務員が魅力的な仕事として扱われるのでしょうか。
本記事では、公務員が羨ましがられる理由を紹介するとともに、公務員になってよかったこと、悪かった事を順番に解説していきます。
この記事を最後まで読めば、公務員の良い面・悪い面がわかるはずです。
公務員志望者はぜひご覧ください。
目次
公務員が羨ましがられる理由
まずはじめに公務員が羨ましがられる理由を紹介していきます。結論からいうと下記のとおりです。
- 収入が安定しているから
- 手当が充実しているから
- 福利厚生が充実しているから
- 退職金がもらえるから
上記のとおり。順番に解説していきます。
理由①:収入が安定しているから
公務員の収入は安定しています。なぜなら民間賃金の平均値をベースに給料が決まるからです。
公務員の給料は「情勢適応の原則」によって決めることが法律で決められており、人事院が毎年4月に従業員数50人以上の企業の平均値を調査し、その結果をもとに公務員の給料を決定します。
民間全体の平均値を採用していれば、一部の業界が不景気になったとしても、その影響は少ないですから、公務員の給料が急激に減ることはありません。なので公務員の所得は非常に安定していると言えます。
理由②:手当が充実しているから
公務員は色んな種類の手当がもらえます。例えば下記。
- 住居手当(家賃補助)
- 扶養手当
- 通勤手当
- 期末手当
- 勤勉手当
上記のとおり。これら以外にも沢山あります。公務員の給料は民間企業の平均値なので、安定はしていますが、人一倍貰えるわけではありません。
しかし公務員の場合、給料だけでなく様々な手当が貰えるので、実際に手元に入るお金は想像以上に多くなります。
私が市役所職員だったときも、住居手当と扶養手当だけで毎月4万5000円ほどもらっていました。1年に換算すると54万。貰えるのと貰えないのでは大違いです。
なので手当の豊富さという点からも公務員は羨望される傾向が強いです。
理由③:福利厚生が充実している
公務員は福利厚生も整っています。福利厚生の内容は自治体によって様々ですが、よくある例は下記のとおり。
- 映画の割引券
- スポーツ観戦チケット
- 休暇施設の利用
上記のとおり。
私が勤めていた市役所でも共済組合と提携している宿泊施設が低価格で利用できたので、結婚時の両家顔合わせや、遠方の友人が遊びに来る際に利用しました。
給与面だけでなく非金銭的なメリットが多いのも公務員の特徴と言えます。
理由④:退職金がもらえる
定年退職を迎えたときに退職手当がもらえるのも公務員が羨ましがられる理由です。民間企業だと貰えないことも多いですから。
貰える額は年々減少していますが、現在も自己都合でなく通常の定年退職で2000万前後支給されます。
公務員になって良かったこと
ここまでは公務員が羨ましがられる理由として定番のものを紹介してきました。ここからは自分が実際に公務員として働いて感じた良かったこと(メリット)を紹介していきます。
結論からいうと下記のとおりです。
- 休みが取りやすい
- 生活に必要な知識が身に付く
- 育児がしやすい
上記のとおり。順番に見ていきましょう。
メリット①:休みが取りやすい
公務員は休みが取りやすいです。売り上げノルマがありませんから。
どこの自治体も毎年20日まで年次有給休暇が取得でき、その年に使えなければ翌年まで引き継げます。なので最大40日休むことが可能です。
休みの取り方は人によって様々ですが、子どもの入学式や卒業式、夏休みに合わせて取得する人も多いですし、「何となく週の真ん中に休みたいなぁ〜」と休む人もいます。
部署にもよりますが休む前日に「明日休みます」と言うのも全然オッケーです。
民間勤めの友人のこの話をすると驚かれることも多いので、公務員の魅力の一つと言えるでしょう。
メリット②:生活に必要な知識が身に付く
公務員として働くと、日々の暮らしに役立つ知識を習得できます。例えば下記。
- 節税
- 介護保険
- 医療保険
- 各種助成金
- 公共施設の利用可否
- その他耳より情報
上記のとおり。基本的に税金は公務団体が住民に対して課すものですから、公務員として働けば何かしらの税に関わることになります。すると節税に関する知識が自然と身につくんです。
私の場合は要介護の家族の減免申請や控除手続きでその経験を生かすことができました。
自分だけでなく家族や両親の役に立つ知識が身につくのも公務員の魅力と言えます。
メリット③:育児がしやすい
公務員は子どもが育てやすいです。なぜならサポート体制が充実しているから。
女性であれば育児休暇がしやすいですし、育児休暇からの復帰も難しくありません。私の勤めた市役所でも、出産した女性の大半が育児休暇を2年間利用していました。
それに対して文句をいう人も少ないですし、取るのが当然という雰囲気です。
また、子どもが生まれたら厚生会からお祝いが貰えたり、職場から扶養手当が貰えたりするので、金銭的な面も充実しています。
加えて時間短縮勤務も容易で、保育所のお迎えの時間に合わせて早上がりすることも可能です。
子どもが保育所に入るとよく熱を出します。するとすぐにお迎えにいったり、翌日も勧業するために仕事を休んだりせねばなりません。
民間なら売り上げが気になって休みづらかったりしますが、公務員なら気にせず休暇を取得することが可能です。
以上の理由から公務員は子育てのしやすさでも群を抜いているでしょう。
公務員になって悪かったこと
以下では公務員になって悪かったこと(デメリット)を紹介していきます。
coming soon…