6年間、市役所で働いていました。
公務員試験にも2度合格しています。
今回は、公務員試験に挑戦中の方に向けて、合格フラグの有無についてお話ししていきます。
目次
結論:合格フラグはない
結論から言うと、公務員試験の面接に合格フラグはありません。
理由は下記の5つです。
- 筆記試験の点数が影響することがあるから
- 合否は自分の面接結果だけで決まらないから
- 面接官のリアクション一つで合否は決まらないから
- 面接官によって受験生の回答に対するリアクションが異なるから
- 面接官のリアクションだけで合否が決まる訳ではないから
上記だけだと漠然としているので、もう少し詳しく見ていきますね。
理由1:筆記試験の点数が影響することがあるから
一つ目の理由は、筆記試験の点数が最終試験の合否に影響を与えることがあるからです。
公務員試験における合格者の決定にあたっては、面接試験の点数だけではなく、筆記試験の点数を加味することがあります。
例えば、2019年に実施された国家公務員一般職試験(大卒程度試験)では、面接試験の配分比率が全体の2/9となっています。
したがって、公務員試験の面接において「合格フラグはない」と言うことができます。
理由2:合否は自分の面接結果だけで決まらないから
2つ目の理由は、合否は自分の面接結果だけで決まらないからです。
他の受験生の面接結果によっても変わることがあります。
例えば、定員が5名の採用試験を受験するとします。
仮に自分の面接結果が良かったとしても、自分より優秀な受験生が5人以上いれば合格できないですよね。
したがって、公務員試験の面接において「合格フラグはない」と言うことができます。
理由3:面接官のリアクション一つで合否は決まらないから
3つ目の理由は、面接官のリアクション一つで合否が決まらないからです。
たまに、「面接官の●●という発言があれば、それは合格フラグ」という意見を目にします。
しかし本当に、リアクション一つで合否が決まるものなのでしょうか。
そうではないでしょう。
なぜなら、1回の面接における会話のキャッチボールはおおよそ20回以上あるからです。
例えば、仮に20分の面接だったとします。1回のキャッチボールに1分かかったとして、全部で20回になります。
20回のやり取りのうち1回で、合格と思しきリアクションがあったからといって、ぶっちゃけ大したことがないですよね。
したがって、公務員試験の面接において「合格フラグはない」と言うことができます。
理由4:面接官によって受験生の回答に対するリアクションが異なるから
4つ目の理由は、面接官によって受験生の回答に対するリアクションが異なるからです。
例えば、厳格な面接官と優しい面接官では、受験生の回答に対するリアクションが異なりますよね。
このように、面接官によって回答に対するリアクションが異なるわけですから、「汎用性の高い合格フラグ」というものは導き出すことができません。
したがって、公務員試験の面接において「合格フラグはない」と言うことができます。
理由5:面接官のリアクションだけで合否が決まるわけではないから
最後の理由は、面接官のリアクションだけで合否が決まるわけではないからです。
例えば、「圧迫面接であれば合格フラグ」という意見を目にしたことがあります。
しかし、仮に圧迫面接を受けたからといって、自分がそれに対して正確な回答をできなければ、合格できないですよね。
このように合否は、面接官のリアクションによって決まるものではなく、受験生の回答によって決まります。
したがって、公務員試験の面接において「合格フラグはない」と言うことができます。
合格フラグは過度に意識する必要なし
以上の理由から、公務員試験の面接において合格フラグは存在しないと考えます。
したがって、たとえ合格フラグに関する記事を読んだとしても、楽しい読み物として見る程度で、過度に意識する必要はないでしょう。
面接までに必要な準備をし、本番で後悔のないよう回答すればそれでオッケーです。
受験後は、次にすべき事に集中し、合格フラグ探しに時間を費やさないようにしましょう。
まとめ:合格フラグは無い
今回の内容をまとめます。
合格フラグは存在しない。理由は次の5つ。
- 筆記試験の点数が影響することがあるから
- 合否は自分の面接結果だけで決まらないから
- 面接官のリアクション一つで合否は決まらないから
- 面接官によって受験生の回答に対するリアクションが異なるから
- 面接官のリアクションだけで合否が決まる訳ではないから
お読みくださりありがとうございました😊