最近は、副業としてweb制作をする人が増加しており、web制作にかかる費用が安くなる傾向にあります。
時間あたり単価を維持するには、作業時間を短くするしかありません。
そこで今回はコーディングを効率化してコーディングスピードを早める方法を紹介します。
効率化ツールを使用する
これが最も効率的です。効率化ツールを使用して、コーディング時間を短縮しましょう。
Zeplin(ゼプリン)
例えば、「Zeplin」というツールを使えば、デザインカンプのCSSを自動出力することができます。これを使えばCSSのコーディングがほぼコピペで完了します。
もちろん、その精度は100%ではないので、多少の調整は必要になります。
しかし、全て手作業でやった時の手間を考えれば、圧倒的に効率的です。
1つのプロジェクトだけの利用ならば、無料で使用することができるので、興味がある方は使ってみてくださいね。
PerfectPixel(パーフェクトピクセル)
パーフェクトピクセルを使えば、1mm単位で正確なコーディングができます。
web制作では、要素の配置まで細かく指定されることもあります。
そういった場合、納品後に調整するよりも、あらかじめ緻密にコーディングした方が効率的です。
また、感覚的な要素が除外されるので、「こうかな?」「やっぱりこうかな?」といった無駄な時間が排除されます。
こちらも無料で使えます。
はにわまんさんの記事が分かりやすいので、導入したい方は下記のリンクをどうぞ。
PerfectPixelを使えばデザインカンプを完全再現したコーディングができる! | HPcode
テンプレートコードを作成する
いろんなサイトを制作していると、「この表現はよく使う気がする!」という気づきがあります。
これらをテンプレート化して保管しておくと、コーディングが不要になります。
この積み重ねは結構、大きいです。
例えば、アコーディングメニューやフレックスボックスは割とよく使うわりに、いざ記述するときは「どうやって書くんだっけ?」と毎回調べる手間が生じます。
こういった、手間の削減を積み重ねれば、コストパフォーマンスがどんどん高まっていきます。
ブログ運営をしている方は、でテンプレートをブログにまとめることで、自分自身も引用が楽ですし、ブログのアクセス数を高めることもできますよ。
あらかじめ命名規則を決めておく
classやidの命名規則を決めておくことも肝心です。
自分がweb制作をしていて感じるのは、あらかじめ命名規則を決めておかないと、作業後半の作業スピードが遅くなってしまうことです。
命名規則が決まっていないとコードが汚くなります。
すると、作業後半に「どこに何を書いたか分かりにくい!」となり、作業スピードが遅くなってしまうのです。
私はこの経験を繰り返す中で、命名規則を自分の中で明確にしておくことが重要なんだなと感じました。
というわけで、皆さんも命名規則をあらかじめ決め、コーディングスピードが減速しないようにしましょう。
ショートカットキーを登録する
例えば、「margin: ●px;」と書くだけで、11文字タイピングせねばなりません。
私は「mar」と入力すれば「margin: px;」と自動変換するように、パソコンの辞書に登録しています。
この例は文字数が少ないですが、もっと長い、定番のコードを辞書登録しておけば、もっと効率的になりますよ。
まとめ
今回紹介した効率化の方法はいかがでしたでしょうか。
私が見出した効率化の方法を下記にまとめます。
コーディングを効率化する方法
- 効率化ツールを使用する(例:Zeplin、PerfectPixcel)
- テンプレートコードを作成する
- あらかじめ命名規則を決めておく
- ショートカットキーを登録する
効率化の方法は、圧倒的経験を繰り返す中で生まれてきます。私も経験を積む中で少しずつ気づきが生まれてきました。
これからもたくさんの経験を積み、より効率的なコーディング手法を見つけ出していきたいです。