勤務時間はどれくらい?
市役所職員の1日ってどんな感じなの?
残業時間は多いの?大変なことも教えて?
この記事では、そんな疑問に元市役所職員がお答えしていきます!
市役所の仕事は多岐に渡りますが、1日の流れはさほど変わりません。
大学生の就職活動や社会人の転職活動の際の参考にしてくださいね。
勤務時間は8時間45分
私が勤めていた市役所の勤務時間は8:30~17:15です。休憩時間は12:00~13:00となっています。
勤務時間は市の条例によって定められるので多少の違いはあります。もし厳密な勤務時間を知りたい場合は、就職したい市の条例を確認してみてくださいね。
福祉部局の1日
私が配属されていた福祉部局の1日を紹介させていただきます。
福祉部局では窓口業務があるので、そのすき間時間で事務作業を進めていきます。
(随時)窓口・電話対応
8:15~ 出庁
8:30~ 始業 朝礼
8:40~ メールチェック
9:00~ 郵便物チェック
10:00~ 会議
12:00~13:00 お昼休み
13:00~ 文書作成
15:00~ 書類審査
16:00~ 照会文書回答
17:00~ 残務処理
19:00~ 退庁
色々なことをしているように見えますが、基本的には全て事務作業です。
市役所職員を目指す方はワードやエクセルのスキルを磨いておくと就職後に役立ちますよ。
残業時間は意外と多い
私の配属されていた福祉部局では毎月30~50時間の残業があります。繁忙期は80時間を超える時もあります。特に制度改正が行われる時期はとっても大変です。
もちろん早く帰れる部局もありますが、そんな部局はほとんどありません。
「公務員=定時帰り」というイメージは都市伝説だと言えるでしょう。
スケジュール管理が大変
市役所職員になって大変だと感じたのは、スケジュール管理です。
市役所では窓口・電話対応をしながら事務作業を進めていくことになります。窓口・電話対応のほとんどは突発的に発生するので、1日の予定を組むのがとても難しいんです。
月曜日と金曜日は窓口対応が多いとか、雨の日は電話対応が多く窓口が少ないなど、経験でなんとなく予想がつくようになるのですが、それでも難しさは感じます。
窓口・電話対応が続いても慌てなくて済むように、余裕を持って仕事を進めることが大事だなと感じながら日々の仕事に取り組んでいます。
まとめ
市役所職員の1日はいかがでしたか。市役所職員の1日は窓口・電話対応と事務作業の二本柱です。そして、突発的な対応と膨大な事務量と日々戦っています。
大変さは感じますが、生活のインフラを支えるとてもやりがいのある仕事です。興味のある方はぜひ採用試験に挑戦してみてくださいね。