今回は、公務員試験の面接対策はいつからすべきか、というテーマでお話をしていきます。
これから公務員を目指そうと思っている方に読んでもらえたら嬉しいです😊
よろしくお願いいたします。
そもそも面接対策って何するの?
いつもであれば結論からブログを書いていくのですが、今回は「そもそも面接対策って何するの?」という話から始めていきましょう。
なぜかと言うと、面接対策で何をすべきか整理することで、面接対策をいつからすべきか明確にできるからです✨
私が考える面接対策は次の3点です。
- エントリーシート対策
- 本番での質疑応答対策
- 本番でのマナー対策
面接対策といえば本番でのやり取りの練習をイメージする方が多いですが、実際にはエントリーシート対策も行う必要があります。
なぜなら、面接では質疑応答がエントリーシートに基づいて行われるので、エントリーシートの出来が悪いと面接で苦労することになるからです。
エントリーシートの提出は本番までに行うのが一般的なので、一番最初に対策すべきはエントリーシート対策でしょう。
したがって、
エントリーシート対策をいつまでにしなければいけないか
が、
公務員試験の面接対策をいつから始めなければいけないか
の答えになるでしょう。
結論:面接対策は、申し込み前から始めるべき
先ほどのエントリーシート対策を考慮すると、面接対策は申し込み前から行うべきだと考えます。
なぜなら公務員試験においては、採用試験の申し込みと同時にエントリーシートを提出させるケースが多いからです。
もちろん、筆記試験の結果発表後にエントリーシートの提出を求める官公庁もあります。
しかしながら、筆記試験終了から面接試験までの期間に、
- エントリーシート対策
- 本番対策
を同時におこなうのは大変です😱
私自身、筆記試験終了後にエントリーシート対策を始めたことがありますが、ぶっちゃけエントリーシートを完成させるのに必死で、本番の対策が手付かずになった苦い経験があります。
したがって、仮にエントリーシートの提出を筆記試験の結果発表後に求められる場合であっても、申し込みの時点である程度エントリーシート対策を進めておくのが確実であると言えるでしょう。
一次試験が終わってからでも間に合う?
先ほどは見出しでは、エントリーシートを完成させるのに必死で、本番の質疑応答対策が手付かずになると説明しました。
しかしながら、ぶっちゃけ一次試験が終わってからでも面接対策は可能だと考えます。
なぜなら、私自身が一次試験が終わってからの面接対策で公務員試験合格を勝ち取ったからです。
とはいえ、私が合格したときは、
- 一次試験から面接試験までに1ヶ月近く時間があった
- それまでに公務員試験の面接を受験した経験があったのでイメージが湧きやすかった
などの、時間的・経験的な余裕がありました。
したがって、「一次試験が終わってからでも間に合うか」の判断にあたっては、
- 一次試験から面接試験までの期間
- 公務員試験における過去の面接経験
などを考慮する必要があるでしょう。
個人的な意見としては、大学生などで時間的な余裕があるのであれば1ヶ月程度の時間があれば合格を勝ち取るチャンスは十分にあると思います✌️
参考までに、面接対策として行うべき項目を洗い出しておきますね。この程度であれば1ヶ月あれば気合いで乗り越えられるのではないでしょうか。
最重要はやはり志望動機と自己PRなので、それらが面接官に「それなら納得!」と思われる形まで仕上げていきましょう。
【面接対策として行うべき項目の洗い出し】
- なぜ、公務員なのか(エピソードあれば良い)
- なぜ、国 or 都道府県 or 市区町村なのか(エピソードあれば良い)
- なぜ、その官公庁なのか(④・⑤を踏まえて)
- その官公庁にしかない魅力(独自施策・統計など)
- その官公庁にしかない魅力と、自分のアピールポイントと接点
- ①〜⑤を踏まえたエントリーシートの作成
- 広報誌で官公庁のホットな話題をリサーチ(1年分くらい)
- 周辺自治体との比較(施策・統計など)
- 最近気になったニュース(⑦と関連づけられたらベスト)
- 週1回程度の模擬面接(予備校・ハローワーク・ジョブカフェなど)
- 面接のマナー対策(模擬面接とセットがベター)
極論をいうと、自治体選びの時点で志望動機が完成するのが理想
これは極論になりますが、受験先の自治体を選んだ時点で志望動機が完成しているのが理想です。
厳しい言い方になりますが、面接対策を考えている時点で自治体選びの詰めが甘いです。
なぜこんなことを言うかというと、やはり自分の実体験があるからなんですね。
なんとなく受験先の自治体を選び、上辺だけの志望動機で入職しても、ぶっちゃけ入ってからがシンドイです。
- イメージと違った・・・😱
- 全然、面白くない・・・😱
- 想像以上の激務・・・😱
などなど。
私はやり甲斐を求めて公務員になりましたが、自治体によってカラーは違います。
先進的な自治体もあれば、保守的な自治体もあります。
そこがズレると気持ちが続かなくなってしまいます。
ですから、繰り返しになりますが、念入りな自治体分析により「働きたい!」と思える自治体を見つけ、その「働きたい!」と思った理由をそのまま面接にぶつけるのがベストでしょう。
そうなると、受験年度になってから受験先を探すと遅いので、受験年度の前年度末には受験先を選定できるのが理想ですね。
今回のまとめ
公務員試験の面接対策をいつからすべきか、というテーマでお話をしましたが、いかがでしたでしょうか。
結論としては、
- 採用試験の申し込み時点から面接対策を始めるのが理想ですが、
- 一次試験終了後からでも間に合いますし、
- 逆に納得がいく職場を選びたいなら、受験年度の前年度末までに始める
のがいいでしょう。
今後も公務員に関する情報を発信していきますので、引き続きご覧いただければ幸いです😊